再生医療ユニット(パッケージ式クリーンルーム)

ダクト工事が不要なため、省スペースでも自在なレイアウトが可能な、再生医療用のパッケージ式クリーンルームです。
リユース可能なパーティションを利用したパネル型なので、サイズもオーダーメードで対応可能です。
既存の医療機関に短期で導入でき、治療用細胞を培養・加工するクリーンルームをコンパクトで安価に構築可能です。

これから再生医療の取組みを考えておられる医療機関の方々へ

良質な幹細胞投与環境のためには、外部に培養施設を置かずにクリニック内に細胞培養加工施設の設置が可能なことをご存知ですか?

クリニック内に細胞培養加工施設を設置することで

組織採取から幹細胞分離操作までのロス時間が減らせます

培養増殖した幹細胞の回収から投与までのロス時間が減らせます

幹細胞の劣化を抑えることができる

従来型との比較

スクロールできます
天井ダクト式(在来工法)ユニット式
イメージ図
気流
乱流になるため、塵埃が舞い上がりやすい

室内温度のムラがないので、培養環境の管理が容易。安定した培養が出来ます。
消毒
耐薬性能が高い内装材を使用すれば可能

耐薬性能に優れたウレタン塗装仕上げのため、消毒による内装材が劣化しにくい
工期
天井裏へのダクト設置が必要なため、工期、ならびにコストが必要

天井裏へのダクト設置が不要かつプレ加工品の組立にて工期短縮。コスト低減が可能
スペース
天井裏にダクトを設置するスペースが必要
ならびに空調機を設置する機械室が必要

天井裏にダクトの設置が不要なため、天井高さの確保が可能
メンテナンス
HEPAフィルターが各吹出についているため、個々の点検、交換が必要

ユニットタイプの空調ユニットのため、点検、HEPA交換が容易

特徴

既設の天井高さを最大限に使えます。

従来方式クリーンルーム

建物階高さ3.5m以上必要

スポット的に吹き出すので、気流に巻き上がりやムラが起き、ライン式と比べると目標清浄度に達する時間が長くなります。

  • 目安:換気回数25〜40回/h

再生医療ユニット

今ある建物の階高さを最大限に使えます!

全体的にほぼ同じスピードの気流を作ることで気流の乱れやムラが起きにくく、管理したい清浄度に達する時間が従来方式より短くなります。

  • 目安:換気回数20〜30回/h

設置スペースは、空調機械室一体の小スペースです。

従来方式クリーンルーム

機械室のパッケージエアコンより、ダクトにてクリーンエアを吹出します。

再生医療ユニット

小型のユニット置くことで、機械室が小スペースになります。
室内に設置したパンチングダクトより、クリーンエア―を部屋全体に吹出します。

室内の天井面に設置されたパンチングタクトにより層流に近い気流が吹出されます。

再生医療ユニット

パンチングダクトから、部屋全体に安定したクリーンエアーが吹き出されます。本体ユニットの床面から、リターンエアーが吸引されます。汚染空気は、常に床面を流れ、パンチングダクトからの気流により塵埃の浮上をおさえます。

パンチングダクトからの風は、上から下への均一の気流により、リターンサイドへ導かれます。

納入事例